スパナ類の使い方
スパナはボルトやナットを締めたり緩めたりするための工具でバイクや自動車のメンテナンスでとても良く使われる工具の一つです。
自宅でのDIYでも使う場面があります。
そのため自宅に持っているという人も多いです。
スパナは使う機械が多いからこそ正しい使い方をマスターしておきましょう。
意外と知られていないですが、正しく使わないとボルトやナットが傷んでしまいます。
スパナを使う際にはまずはボルトやナットのサイズが合っているかどうかを確認します。
サイズが合っていないとスパナやボルト、ナットの間がぐらぐらしてしまいきちんと締まらないです。
サイズを合わせてぴったりのものを見つけたら手でボルトやナットを締めていきまずは固定できるくらいまでは止めてしまいます。
その後、固定したボルトやナットにスパナを差し込んで回していきます。
スパナやボルト、ナットが滑って外れたりかかり具合が浅かったりしないよう、片手でスパナの先端を抑えて奥までしっかりと差し込むようにしましょう。
狭い場所でスパナを使う場合
スパナは口径部分が柄に対して15度の角度がついています。
もしも差し込んで回すことができないという場合にはスパナを裏返して差し込んでみると締めることが可能です。
面倒ですが、まずはスパナを差して反対方向に差し込み、その後裏返して差し込みなおして左側に向けて回します。
その後再度表に戻して差し込んで右に向かって回せば必要な15度が回せるようになるのです。
スパナで使われる名称
スパナを選ぶ際にはボルトやナットの口径を確認することが必要です。
ボルトやナットの口径というのはネジをはめる部分の名称として口径部といわれます。
このサイズが合っているスパナを選ぶとうまく回せます。
また、平行な二面の幅のことを二面幅といい、ボルトのサイズに合ったスパナを選ぶのに必要です。
ボルトの二重幅が12ミリメートルとされていればスパナも同じものを選ぶようにするとしっかりと締められます。