プライヤとは
プライヤというのは正式にはコンビネーションプライヤという名前の工具です。
パイプを掴んだり針金を切ったりするために使われます。
持っているといろいろな場面で役立つアイテムです。
プライヤは似たような仲間にペンチやニッパーといったものもあります。
ペンチや掴んだり線材を切るもの、ニッパーは針金に特化して切るものであり、プライヤはニッパーとペンチを合わせた多用途な道具です。
プライヤの使い方
プライヤは柄を90度近く開いてジョイント部分をずらしていくことで口の開きを調整して様々なサイズのものを掴むことができます。
あごの先端の部分は板状のものを掴むことができ、中央部分はパイプやアールなど、あごの奥の部分ではワイヤーをカットすることができ、使う場所によって用途が違うのです。
いろいろな用途に使えるため、場所によって使い方が違うということで、まずは部分ごとの使い方を知ること、使う方法をマスターすることが必要です。
使い慣れていない人は練習としていろいろなものを掴んで練習をしてみましょう。
使う際の注意点
プライヤはいろいろな用途で使えて便利な工具です。
しかし、いろいろな用途を兼ねている道具より、やはり一つの機能に特化している道具の方が専門性は高く作業は高度になります。
そこで、使う場面によっては専用の道具を使うようにしましょう。
例えば、線を着る際もあまりにも硬い線を切断する場合にはプライヤではうまく切れないこともあります。
その際にはニッパーやワイヤーカッターを使うようにしましょう。
また、使う際にはグリップに手を挟まないように気をつけるようにします。
柄の部分には大きな力がかかるので、万が一指や手を挟むとかなり痛いです。