プーラーの基礎知識とバリエーション

プーラー(引き抜き工具)の薦め

愛車のメンテナンスに欠かせないプーラーは、ギアやペアリングを車体から引き離す時に、大変重宝します。
車体にがっちり固定されているので、自力で無理やり引き離そうとすれば、部品を傷めかねません。
かといってさすがに10年以上乗りまわし、そろそろあちこちにガタ来ている愛車を、最後まで乗ってあげたいと思うのも、自然な気持ちです。
古くなったギヤやペアリングを交換する時に、プーラーを使えば無駄な力を使う事無く、パーツも痛める事もなく作業を進められるでしょう。

プーラーの種類は10種類以上

ポピュラーなものだけを上げていくと、ギアプーラー、ペアリングプーラー、スタッドプーラー、油圧プーラー、ユニバーサルプーラーとざっとこれだけあります。
要はパーツの数だけ種類があるという事でしょう。

ほとんど説明不要なほど使い方は文字通りです。
そのパーツしか使えないという事ではなく、単に対象パーツのサイズで使い分けているだけなので、サイズにあうなら他のパーツにも活用できます。
経費節約を考えているなら、ユニバーサルプーラーが重宝するでしょう。

各種引き抜きに応用できるので、バイク以外で家電修理にも応用できます。
プーラーは種類が豊富なのでジョイントタイプの爪でサイズを調整できるフリータイプなどもあるので、通販サイトを探してみてください。

価格も基本料金が1000円から2000円台ですから、送料を加えてもさほど高額ではありません。
油圧プーラーは大きめな事もあって、他プーラーより多少高めです。

おすすめ人気プーラー各種

Garage.com 3は2本爪タイプのプーラーで、最小40mmから最大75mmくらいまで扱えル製品が通販で手軽に購入できます。
重量が300g切っていますし、サイズも13×5.8×2.2cmとコンパクトなので、場所をとりません。

2本爪タイプのものは1000円もしない安さが魅力です。
文字通りギアプーラーのスタンダードタイプになります。

ベアリングプーラーのcmy selectは、ペアリング以外にギアやプーリーにも対応します。
最大40mm程度の釘抜きとりができるタイプで最大47mm程度の深さに入り込めるものです。
価格も安価なので、手軽に購入できます。
一台あれば何かと重宝することでしょう。

STRAIGHTは3本爪タイプでストレートな形状のギアプーラーは、安定感がある事で人気の工具です。
使い勝手の良さを考えればコスパも良いでしょう。
外径釘で75mm程度まで対応できます。
同じタイプで2本爪もありますが、爪は多い方が作業がスムーズです。

このように各プーラーには特徴がありますので、自分に合った物を選択していくことが大です。
特に爪の多さやギアプーラーの形状に関しては、作業の安定感や使い勝手に影響するのでこだわりましょう。

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