HAZET(ハゼット)ポルシェやオペルが使用している工具メーカー

堅実な仕事でユーザーとの信頼を築くハゼット

日本ではマニアックな工具ユーザーから注目されている、老舗の工具メーカーです。
青い工具あるいはポルシェ、サーキットなどのキーワードを思い浮かべる人が、多い事でしょう。

1868年創業以来オートモティブ一筋に歴史を刻んで来た、ドイツ屈指の優良メーカーでもあります。
事業拡大する事無く近年にいたっても、ファミリービジネスを貫き、ひたすら精度の高さに拘った商品開発を続ける事で、信頼関係を築いてきたのです。

モットーはユーザー目線で本当に現場で役立つ工具を提供し続ける事で、技術力の高さは特に全ヨーロッパで注目されています。
意識の高いコアユーザーとの意見交換を繰り返しながら、ラインナップを少しずつ増やしていきました。
ハゼットの代表作として日本でも知られているのが、トルクレンチやヘックスソケットです。
いわゆるヒノックスシリーズで日本でもヒットした、工具セットなどがあります。

ハゼットの代表作ヘックスソケット

ヘックスソケットは日本で人気が高いヒノックスシリーズの1つです。
ステンレスだけを使ってクローム系メッキも一切していないのが特徴で、日本では特に医療や食品関係で受注されています。
ハゼットでもステンレスはまたらしい素材です。

ラチェットレンチのような特殊工具と合わせて使える使い勝手の良さと、精度が高く壊れにくい点が、日本人好みだったのです。
特にヘックスソケット5PCセットは、日本でsづっかり御馴染みになりました。

キャビネットやトートトレイも人気

キャビネットは日本では極めてマニアックな製品で、どちらかと言えばトートトレイの方が人気です。
前者はヨーロッパで御馴染みになりました。
1960年発売なので、50年以上のロングランを続ける、ハゼットの代表作です。

高品質なのにリーズナブルなのが人気を集めています。
工具の置き忘れに対応できる便利グッズです。
その名もツールアシスタントと言います。

住居環境からいくと日本人に好みなのは場所を取らず、持ち運びも簡単なトートトレイです。
本来の工具箱としての使い方よりも、マガジンラックや調味入れとして直輸入されています。
シンボルカラーの青が鮮やかで清涼感もあって、おしゃれなイメージでとらえられたのでしょう。

トルクレンチも人気

世界で技術開発が切磋琢磨しく進んでいるトルクレンチも、ヨーロッパでは少しずつ人気が伸びてきている1つです。
世界中が流れ作業に特化していきている中で、ハゼットは職人の高い技術を駆使した工具が主流になっています。
人の手によるきめ細かい作業が今日のハゼットの人気を支えているのです。
トルクレンチは伝統の技を肌で感じることができます。

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