木材同士のつなぎ方を知っておこう
木工用ボンド
小学生の工作時間に木材同士をつなげる作業をしたことがあると思います。
その際にどのようなものを使用していましたか。
おそらく木工用ボンドを使用していた方が多いです。
ボンドだとケガの心配はなく、小学生でも安心して使用できるからです。
また簡単に入手しやすく、手頃の価格で購入できます。
あえてデメリットあげるとすれば液体なので手につきやすく、衣服が汚れる可能性があります。
このように木材をつなげるのがボンドだと考えた方が多いと思いますが、その他にも木材をつなげる方法があります。
ここではボンド以外に3つの方法を紹介します。
これから木材を使った作業される方は参考になると思いますよ。
ネジをつける
木材をつなげるのにボンドだと思わなかった方はネジでくっつけるイメージがあったと思います。
ネジを使うことで木材同士を簡単につなげることができます。
身の回りの製品を見ても全くネジを使用していない製品を見つけるのが難しいほどです。
それだけネジは物と物とをつなげる際には便利です。
ネジはハンマーで打ち込むタイプやドライバーで締めるタイプがあります。
素材や用途によって使い分けを行うことが必要です。
ネジの扱いについても特別難しい作業を伴うことは少ないでしょう。
DIYなどをされている方はネジを使う場面が多くあります。
ジョイント金具でも可能
ネジだけでもつなげることも可能ですが、その他にも方法があります。
ジョイント金具というものを知っていますか。
ジョイント金具を使用することで木材同士をつなげることもできます。
金具にはTの形をしたT字金具やIの形をしたI字金具などがあります。
これらをつなげる箇所に応じて使用します。
ジョイント金具を使用する際にはビスを使用します。
ジョイント金具の注意点としては、1度ビスを奥まで締めてしまうと調整できなくなってしまいます。
ビスを締める位置が決まれば、それぞれのビスを少しずつ締めましょう。
そのようにすれば仮に間違った場所に取り付けても調整が可能です。
はめ込むだけ
最後は組み手という方法です。
これはネジを使用しない方法になります。
それぞれの木材同士の凹凸箇所にはめ込むだけです。
あらかじめはめ込む位置を決めているので、決まった木材同士しかつなげることができないので間違うことが少ないです。
しかし凹凸の箇所を製作する必要があるのがその分手間かもしれません。
初心者の方はネジやジョイント金具のほうが向いているでしょう。
木材同士をつなげる方法はその他にも多くあります。
用途や場面によってつなげる方法をいろいろ変えてみるのも良いかもしれません。
まずは小学生の時の気分を思い出して、ボンド製作から始めてみてはいかがでしょうか。