めがねレンチとは
レンチといわれるものはいくつかありますが、どれもボルトやナット類を締めたり緩めたりするために使う道具です。
めがねレンチも同じようにボルトやナットを締めたり緩めたりするために使う工具なのですが、形がメガネに似ているためにこのような名前が付けられています。
めがねレンチはボルトとナットのサイズの合っているものを選んで使います。
サイズを合わせたらボルトやナットを手で絞めて固定できるくらいまでになったらめがねレンチをはめて締めるだけです。
使い方は単純ですし簡単なのですが、浅くならないようにしっかりと片手を添えて回すようにしたり、サイズの合っているものを使うようにしたりということをしておかないとボルトやナットが舐めてしまう原因となります。
最後までしっかりと締めこんでおかないとすぐに緩むこともあるので注意しましょう。
めがねレンチとスパナの違い
めがねレンチとスパナは同じようにボルトやナットを締めたり緩めたりするための道具です。
そのため違いが判らないという人もいます。
良く見るとスパナトレンチはボルトやナットをはめる場所の形が違います。
スパナはボルトやナットを2点でとらえますが、めがねレンチは6点でとらえているのが違いです。
締める点数が違うことによってめがねレンチの方がしっかりと締められるようになります。
また、リング状になっていることでめがねレンチはボルトやナットから外れにくいですし均等に力を掛けることができます。
めがねレンチの選び方
めがねレンチは種類がいろいろとあります。
作業環境によって柄の長さや角度の違いで自分に合ったものを選びましょう。
一般的にはオフセットタイプというものが良く使われています。
大きなトルクも掛けやすく、柄の部分が曲がっているので平らな場所でも使えますしくぼんだ場所にあるものにも使うことが可能です。
柄の長さもロングタイプとショートタイプがあり使う場所によって便利なものも違います。
奥にあるナットやボルトを締めるためにはロングタイプが便利です。
用途によって角度や長さは調整することが望ましいです。
そこでロングタイプやショートタイプ、角度もいくつかの種類を用意しておくと幅広い場面で対応ができます。