ラチェットレンチの使い方と選び方
組立作業には必要
最近では本棚やテレビ台などの小さい家具はネットで購入する方が多いです。
ネット購入するとわざわざ店舗に行く必要もなく、店舗で購入するよりも安い場合があります。
ネットでの購入は便利ですが、ネットで購入した場合は自分で組立てをする場合が多いでしょう。
製品と一緒に組立てに必要な工具が同梱されているケースもありますが、同梱されていない場合は事前に専用工具を準備しておくことが必要です。
特に組立てにはドライバーやスパナなどの材料同士を締め付ける際に使用する工具もあります。
これから家具類を自分で組立てをしようと考えている方は最低限の工具は準備しておきましょう。
ここでは工具の中でも締め付けを行うラチェットレンチについて紹介します。
とても便利な工具なので知らない方はぜひ確認してください。
ボルトやナットに相性抜群
そもそもラチェットレンチとはどのような工具だと思いますか。
ラチェットレンチは作業する際に絶対に必要になる工具ではないかもしれない。
ナットやボルトを締める際にはスパナやモンキーを使用すれば問題なく締められるからです。
しかしスパナやモンキーの場合は、ボルトやナットを回すたびに工具を外して付ける作業を繰り返し行う必要があります。
ラチェットレンチの場合はボルトやナットからいちいち外す必要がなく、ハンドル部分を元に戻すことで繰り返し作業ができます。
外して付ける作業を短縮できるだけでかなり効率の良い作業になります。
またボルトやナットを締め付けるだけでなく、緩める際にも使用できるので便利な工具です。
ボルトやナットが多い箇所には必需品と言っていいでしょう。
狭いスペースに最適
ラチェットレンチはどのような場面で活躍するのでしょうか。
わざわざ新しい工具を購入しないで現状の工具の対応したい人もいるはずです。
ボルトやナットが多い場面では作業効率を上げるために活躍しますが、それ以外にも必要な場面があります。
それは狭い場所です。
ボルトやナットはいつでも作業がしやすい箇所に付いているわけではありません。
狭いスペースに必死に手を伸ばして作業する場合もあります。
スパナやモンキーなどの工具が使用できない場面ではラチェットレンチを使用することで最低限のスペースで作業ができます。
車やバイクの点検は狭いスペースでの作業になる場合が多く、ラチェットレンチが活躍します。
使用場面を想像する
ラチェットレンチの種類は1種類ではありません。
用途に合わせた使い方ができるよう様々な種類があります。
自分がどのような場面で使用するのか想像しながら選ぶことが必要です。
種類としては手元で作業しやすい短いタイプのものと遠くの箇所まで作業が出来るロングタイプのものがあります。
作業する箇所によっては手を伸ばしながら作業する場合もあるので、その場合はロングタイプを購入しましょう。
また片側にはラチェット、もう一方にはスパナが付いている便利なタイプもあります。
工具を初めて扱う方はどの場面にどの工具を使用するのか分からない方が多いです。
不明な点がある場合は購入店で1度確認してみましょう。
便利な道具がたくさんあるので1度使用方法を覚えてしまえばその便利さに驚くと思いますよ。